Audio Nesesarries
要石

関口機械販売は、常に斬新・革新的なオーディオアクセサリーを登場させるメーカーです。新製品が出るたびにわくわくしたものです。
性能を見込んで、JBL 4312mk2 用の特製のスピーカースタンドを用意してもらったこともありました。
手放した機器もありますが、資金に余裕ができたら、また買い戻したいですね。

ほぼ同時期に出たCDの音質改善マシーン。アコリバが消磁器に対しベディーニ・クラリファイアが整磁器という違いがあります。

効果の方向が異なるので両方使っています。
RD-1は静けさが際立つ一方、肝心の音までおとなしくなります。クラリファイアは音に元気というかメリハリが出てきます。

RD-1でCDのレーベル面を消磁してからクラリファイアでぶんぶん回すのが「きんたこ風」の使い方です。
クラリファイアで処理をすると、プレーヤーが認識できなくなるCDもありますが、RD-1で再処理すると直ります。不思議だ…。

ところでCDって何度も同じ曲をかけるとなんだか音が霞んできませんか?
私は霞むというか鈍るというか、新鮮さが薄らいでいるように聞こえます。この話をすると「随分耳が良いんだね」と言われますが本当なんです。しかし、このRD-1とクラリファイアの儀式をすると改善されるのもプラシーボ効果なのでしょうか?
以前、レンタル屋で借りてきたCD(ハードロ−ティションだと思われます)はそれは酷い音質でしたが、この儀式後は明らかに改善されました。この実験にはオーディオに興味のない人も認めてくれました。

要石

札幌のオーディオショップへ知人と一緒に見物に行ったときのことです。1台ン百万円級の機器だけが鎮座するハイエンドコーナー(というよりも別室)に発売されたばかりの RR-7 が設置されていました。

店員さんがいないことをいいことにスイッチをOFFにしてみると、鳴っていた音楽までもが急に華やかさを欠いてしまいました。

「す、凄い!」
スイッチのON・OFFを繰り返してみたり、設置場所を移動させてみたりもしました。

その効果たるや筆舌に尽くし難し!RR-7 があるとないとでは音楽の躍動感がまるで違います!

もちろん速攻で購入しました。
期待感わくわくで持ち帰りましたが、我が家では全然効果が発揮されません(T T)

設置の高さや場所、電源の取り方などを試行を繰り返しましたが、全くダメ。なんの変化もありません。

オーディオショップに一緒に出かけた知人宅に持ち込んで、彼のオーディオシステムで実験してみました。そこでは確かに効果は感じられましたが、二人がオーディオショップで衝撃を受けた程の効果はありません。

効果を目の当たりにして買ったものです。返品はできませんし、当時はオークションで売却という策もありませんでした。そこで多少は効果のあるこの知人に貸与していました。

今回、このレビューを書くために返却してもらいました。
あの頃とは機材などが随分変わっているぞ。久しぶりにスイッチオン! へ、変化は…、こ、効果は…。

…やっぱり、感じられません。
高価な機器なので、気休めにONにだけはしておこう…。

【追記1】ところが、McIntosh MA6900 に繋いだ MIT Shotgun AC2 のエージングが進んでくると、何と効果が感じられるようになってきました!僅かですが密度が高まって聞こえます。RR-7、どうすれば効果を100%発揮するのか?その謎は深まるばかり。

【追記2】アナログレコードをよく聴くようになってから気付いたことなんですが、我が家のCD再生システムは密度が濃厚なのはいいのですが、閉息感があって息苦しい!ところがこのRR-7をONにすると、すーっと音場が広がったように感じられ、息苦しさも幾分緩和されます。そうか!これがこのアクセサリーの「いいところ」だったんだなと、やっと効果を認定することができました。バージョンアップ版だったら、もっと顕著に効果があらわれたのかな?(2006/2/5)

要石

オホーツク海に面した紋別市の1棟2戸の平屋の住宅に住んでいた頃です。
オーディオ機器が繋いであるコンセントのアース線に接続させたアース棒を、庭に掘った穴に挿して粘土質の土で固めていました。
そして音楽を聴くときには庭に出てじょうろで水をかけるのです。対策するとしないとでは、静寂さに雲泥の差がありました。

札幌のアパートに引っ越しましたが、同じようなことはさすがに出来ませんでした。
ところが RE-9 はアース工事をしていなくても良質のアースをとれるということ。
アースの重要性は十分に認識している(つもり)なので、さっそく購入して設置しました。

結果、紋別で行った素人工事を遙かに超える効果がありました。しかも接続する電源ケーブルを替えると音質までもが変化するのです。
我が家にはなくてはならない機器となりました。しかし追って導入した電源生成機器とは併用が禁止され、さらには漏電の危険性ありとの話もあったので、残念ながら現役引退、後年売却という寂しい扱いをしてしまいました。
要石

私の「オーディオ激変事件」は3度ありました。

一つは電源関係。紋別時代に長岡鉄男氏の雑誌の記事に触発されて、近所のホームセンターで買ってきた業務用の太いケーブル(医療用コンセントは、北見市のオーディオショップで購入)で電源ケーブルを自作してみたり、コンセントからアースを引き出して地面に直接埋めたりしておりました。いずれの場合も抜群の効果に驚き、オーディオにおける電源の重要性の認識を深めていくのでした。その後はお決まりの電線病にかかってしまい5万円前後のケーブルをあれこれと買ってはそのキャラクターの違いを生かすべく、あれに繋いではこれに繋いだりと「実験」の日々が長いこと続きました。現在は資金が枯渇したこともあって落ち着いています。

二つ目はラック。それまではホームセンターで売っているスチール棚を使っていたのですが、TAOCのSSラックを導入したところ「おおっ!」と驚愕。音像がビシッと引き締まるではないですか!いろいろとインシュレータも導入しましたが、ラックの交換に勝ることは(現時点では)ありませんでした。ただこのSSラックの欠点は、機器の重量に負けてしまいボードが反ってしまうことです。仕方がないのでオーディオムカイの御影石のボードに取り替えました。

そして最後はこのRWL-1です。東京防音のアコーステックコンデショナーや部屋の四隅に取り付けるタイプのエコーバスターはあくまで「調整」といった感じでしたが、このRWL-1は仮置き段階で「イケる!」と感じました。拡散していた音像があるべき位置に見事に収まるといった感じなのです。

見た感じもよろしく、私のオーディオルームにはなくてはならない存在になっています。

要石

金メッキをした黄銅プラグと航空レベルアルミ合金とでできたRCAショートプラグです。空いている端子に差し込むことで外来ノイズを防ぎ、背面版を補強します。

某オーディオ雑誌の記事のように「S/N感のアップ」「空間のザラつきなどが収束」というような「顕著な音質改善効果」を過大に期待するとがっかりするかもしれません。私のシステムではそこまで「激変!」は感じられませんでしたが、「分解能改善効果と低域増強効果」は間違いなくありました。

ショートプラグをつけるとつけないとではベースの輪郭がまるで違います。もちろんつけたほうが輪郭がはっきりします。ベースの「ぶォーん」といった音が「ボーン」とぜい肉を削いだような音に変わります。低音がはっきりすると高音にもいい影響がくっきりと出て、アコースティック楽器などは気持ちよく鳴ってくれます。

我が家ではエッジがきつめに表現される電源ケーブル MIT Shotgun AC2 を使用しています。このプラグを挿すと音が更にはっきりとします(きつくて耳に厳しいといった感じはありません)。チューニングで好ましい音質になった人は「一度使ったら手放せない」と思います。我が家でも手放せません。何度か試しましたが、CDプレーヤーをXLR接続している場合は全部の空き端子に装着しなくても、CDのRCA端子だけでも十分な効果を感じられます。

要石

「すべての寸法比に黄金率を採り入れ」て、「各素材の削りだし方向を厳密に管理し」たインシュレーターなのですが、肝は「航空レベルアルミ合金と黄銅を組み合わせたハイブリッド構造」だと睨んでいます。これは「歯と歯茎の構造」を応用したインシュレーターがおそらくヒントになっているのでしょう。「本家」は評判はいいものの非常に高価なので、こちらの製品には大きな期待がありました。しかし思っていたような効果は表れなかったので、重量のある機器専用のインシュレーターとして使っていました。重量のある機器を三点支持すると、何かの衝撃で「ガーン!」と機器がずり落ちてしまうので、結局売却しました。
市場から姿を消すのも早かったように記憶しています。